JyJy_douraku’s blog

語学や趣味など年金ジイさんの道楽ブログ!

昨年と今年のハウスダスト中放射性物質比較!

 福島原発事故以降「昨年と比べ今年のハウスダスト中の放射能は下がってるだろうか?」と目に見えない恐怖が続いている。ハウスダストは室内に舞い上がり呼吸によって体内に取り込まれ内部被ばくの原因になる。特に今年になって「ホットパーティクル」に注目が集まっている。点在し微量であっても「高放射率を持つ放射性物質核種の高集合体」である。
 昨年6月以降、今年の6月までの測定結果の経時的な変化を以下に示す。

 やっとキログラム当たり200ベクレル以下になり、集積したダスト180の中に36ベクレルの放射性セシウムが存在している事になる。対象ダストの室内の掃除総面積を概算で約900平方メートルとすると、25平方メートル当たり1ベクレルの存在を採取した勘定になる。
   サンプル重量を求める
  元ハウスダスト重量(A)=ダスト収容済パック重量−Newパック重量
  サンプル処理の手順は http://d.hatena.ne.jp/JyJy_douraku/20130521 と同じ。
  '13年6月測定ハウスダスト : Median平均 168 Bg/Kg
     Max 199 Bq/Kg , Min 134 Bq/Kg
  今年2月にMedian平均517 Bg/Kg にまで急増したのは、年の初め夏に向けて居間に設置したエアコンの「吹き出しファン」を掃除したためだ。「吹き出しファン(シロッコ型ファン)」は冷気で冷やされたファン羽結露により埃がこびり付き易い個所だ。フィルタは掃除しても「吹き出しファン」までは中々掃除しない。注意し掃除する事をお勧めする。

WindowsXPからWindows7に!

 今年の春4月で長年親しんで来たWindowsXPのサポートが終了する。それでWindows7を自作のパソコンにもインストールし直す事にした。CPUがAMDの6コア64ビット「Phenom-?」なので、やっと機能が最大限生かす事が出来るようになる。RAMメモリーもWindows7の為に8ギガバイトに増設する。

 Windows7の開発当初にマニア向けのβリリース版をインストールし試用した事が有るが、当時は対応ドライバが少なく周辺装置が未検出になったり、アプリソフトが動作しなかったりと多かったが、この製品版は難なく動作を始めた。

今年のベイリーフ(月桂樹)葉は大丈夫だった!

 福島原発事故の直後2011年に有ったベイリーフ(別称/ローリエ/月桂樹)葉も、翌年の2012年の葉も核種ブルームでセシウム汚染し、使える状態ではなかった。今年2013年の新葉はどうだろう?

 <生葉>ベイリーフ : Median平均 9 Bg/Kg
   Max 17 Bq/Kg , Min 3 Bq/Kg
 <乾燥葉>ベイリーフ : Median平均 14 Bg/Kg
   Max 30 Bq/Kg , Min 5 Bq/Kg
  <測定条件> 一回の測定時間 : 8 時間(Hr)
         測定繰り返し回数 : 6 回
しっかり茂った葉を集めて乾燥し炭化濃縮させ分析を行った。なんとMEDIAN(メジアン)平均で二十五分の一程に減少し、一枚当たりに換算すれば0.1ベクレル以下の微量で、通常の料理では3,4枚、やっと使える状態になった。

またハウスダスト中のセシウムが増えてしまったw!

 福島原発の爆発で飛散したブルームの飛来で汚染した室内も、昨年'12年5月から順調にセシウム検出量が下がって来てて「よかった!」と安心していたら、今回4月〜6月の三ヶ月間のハウスダスト中のセシウムが再び上昇!
 サンプル重量を求める
ハウスダスト重量(A)=ダスト収容済パック重量−Newパック重量
サンプル処理の手順は http://d.hatena.ne.jp/JyJy_douraku/20130521 と同じ。

  '13年6月測定ハウスダスト : Median平均 489 Bg/Kg
     Max 530 Bq/Kg , Min 423 Bq/Kg
 3月の時と比べてセシウムが倍の濃度に上がっている。記録集計していた掃除の総面積でこの値を割ると、20平方メートル当たり約1.7ベクレル程回収された勘定になる。3月が20平方メートル当たり約1ベクレル程だったから、全部が回収されないだろうから、掃除機で8割ほどが吸引回収されたとすると、外から30Bqから60Bq程度のセシウムが入り込み汚染が増えた勘定になる。
 高い汚染地域の子供達の運動ジャージなどは 500Bq〜600Bq/Kg 程度のセシウム汚染が検出されていると言う。
 要因を考えたら思い当たる事がある。汚染の高い地域からの来客者だ。室内の汚染が低い場合には僅かな衣服や荷物に付着しセシウムが侵入すると顕著に現れる。その結果と推測される。ちなみに去年の孫達の夏休みの時、多くの子供達の出入りが多い時期にも若干上がって(去年10月分析)いる。

福島原発事故での我が家ビワの木汚染今年は?

 福島原発事故で飛散した放射性ブルーム襲来で我が家のビワの木も汚染した。 http://d.hatena.ne.jp/JyJy_douraku/20121003 はたして今年はどうなのだろう?スゴい汚染だったので剪定し汚染した葉を取り除き、今年は花芽になるはずの若枝を落としたので実も付かなかった。今年の新葉が出揃ったので分析する事にした。結果は次の通りに!!

 昨年のビワ葉が、
  ビワの葉 : Median平均 284 Bg/Kg
    Max 305 Bq/Kg , Min 268 Bq/Kg
 に対して、今年のビワ葉は、
  ビワの葉 : Median平均 35 Bg/Kg
    Max 44 Bq/Kg , Min 25 Bq/Kg
 牛糞肥料や混合肥料を与えたのでカリウムK40は増えたが、同時に紛れ吸収されるセシウムはその割には増えない事がわかった。
 昨年の葉の汚染程度と果実の汚染程度を比較すると、果実は葉の14%程度だったので、それを参考にすれば、この状態でビワの実が付いたと仮定して 44 Bq/Kg × 0.14 = 6 Bq/Kg 程度には汚染が多い場合、なるかな?と思っている。

今年も丹念に雑草を取る習慣で除染!

 もう福島原発事故から二年が過ぎ、撒き散らされた放射性物質がまだまだ残っています。身の回りの物を計測する事で放射性物質への意識付けが劣化しません。
 今年も春から梅雨の季節は雑草が盛んに伸びる時期です。今年三回目の雑草取り、早速、分析結果を比較してみました。

 今年もメディアン平均で比較すると、今年最初の4月が98 Bq/Kg 、5月 59 Bq/Kg 、6月 30 Bq/Kg 、と段々と低下して行ってます。
 取った雑草はしっかり水洗いし土を取り除くのが大変です。土が少しでも付いていると正確に雑草や落ち葉に含まれる放射性セシウムなどが測れません。水洗いししっかり水切りしたのが、サンプル重量になります。みなさんも試してみて下さい。燃焼のやり方は http://d.hatena.ne.jp/JyJy_douraku/20120805 に書いております。

今年の桜は去年よりセシウム汚染減った!

 昨年の桜の花のセシウム汚染には驚いたが、今年の桜の花はどうだったのだろう?
 今年も町内の公園に咲いた桜の花が散り始め、さっそく花や花弁をかき集め(土が極力入らないように注意)分析した。

 サンプルはがさばるので元重量を計測後、乾燥させたのち低温蒸し焼き状態で炭化させ水を加え粘土状に固める。

  今年の桜花&花弁 : Median平均 19 Bg/Kg
  Max 27 Bq/Kg , Min 10 Bq/Kg
 昨年のセシウム汚染度と比べ今年は、メジアン平均で8分の1に減少している。