消耗の早い両耳イヤホーン

　これで何本目だろうか。ＭＰ３が出来てからの語学は、カセットやＭＤの時と比べ便利になったものだ。だがイヤホーンだけは「切れ難い製品は出来ないものか」と常々思う。今年に入りもう二本目が切れた。最近は「Bluetooth」製品が無線式で売れてるとか。音質が良くて外付けで「ステレオ」のは有るのかな？　ＭＰ３を聞くのに本体はいま「好易通」の電子辞書にＳＤメモリを２スロットに各々２Ｇを搭載させている。ただ古い型なので大容量の「ＳＤＨＣ」には未対応なんだが、当時は最高位機種だった「翻訳王９８８８」(操作画面は中国語/英語/韓国語/日本語に設定可能)。中国上海メーカーの「好易通」はこの３年間、故障もなく元気に働いてくれている。日本製品に先駆けカラー液晶使用のカラービデオ再生可能な電子辞書だ。日本メーカーの電子辞書と比べＳＤメモリが２スロットも有って装着可能。４Ｇの容量もめいっぱいに使用中。「メーカー指定のコンテンツソフトしかだめ」なんていう、日本メーカーのケチな了見での束縛もない。再生可能なファイル形式やビットレートも幅広い。パソコンとのＵＳＢ接続に、日本メーカー製品は特殊なドライバーが必要だったり、独自ファームウェアでないとだめだったりが多いがそれも無い。海外製品は概して汎用性重視でじつに使い勝手がよい。日本メーカーで開発を経験した人間としても実に情けない限りだ。

最近、秋葉原でＳＯＮＹの「X1000シリーズ」のウォークマンと同サイズの、ＭＰ３やＭＰ４など幅広いファイル形式に対応したプレーヤーを買ってきた。ＳＯＮＹのは値段も高いし無線ＬＡＮも可能なようだが。メモリも内蔵固定式で他機との流用も不可。専用ソフトだ何んだと言うわりには、どんな種類のファイルに対応しどんなビットレートに対応かがさっぱりわからん。テクニカルな知識層に類するマニア顧客でなければ、気にもせず関心も持たないんだろうが。買ったのは中国メーカー製で８ケ国語対応。安いんで使い捨てにちょうどいい。パソコンで音質やレベルを好みにコーディングし直しファイルをダウンロード。追加装着した８ＧのＳＤＨＣメモリも、ＭＰ３ロシア語のファイルとＭＰ４映像ファイルの他に、ＭＰ３音楽ファイルも入れたら７割埋まってしまった。いろんなファイル形式と条件でパソコンから転送し試したが、結構よく動作する製品に満足。この１ケ月故障なく使っている。「中国製いつ壊れるかな？」さて、さて、音質の良いイヤホーンでも秋葉原に探しに行こう。