昨年末大掃除で窓枠に溜まった土埃の放射性物質濃度!
年末恒例の大掃除。窓枠も今年最後の溜まった土埃をキッチンペーパーを濡らして拭ききれいに。でもこのペーパーに付く汚れから毎回すごい濃度の放射性セシウムが検出されます。今回はどうなんでしょうか?
予め未使用のキッチンペーパー重量を量り、汚れた状態のを所定の検査資料用容器に入れ放射性物質のスペクトル計測を行います。測定が終わったら汚れ濡れたままのキッチンペーパーを完全に乾燥させ、未使用のキッチンペーパーの重量を差し引けば土埃だけの重量がわかりキログラム単位当たりの放射性セシウム濃度が定量分析されます。
昨年末12月の窓枠周辺に溜まった土埃のスペクトル分析。
'15年12月測定 放射性セシウム134&137総量
定量測定結果 : Median平均 1583 Bg/Kg
Max 1662 Bq/Kg , Min 1519 Bq/Kg
すごい濃度ですね。やっぱり驚きです。福島原発爆発から快到5年が経ちますが関東や東北中南部は地表には色々な放射性核種が高濃度に存在します。セシウムやプルトニウムや他に色々目には見えませんが完全に存在する事実は、舞い上がり拡散して来て身近に溜まる土埃の分析からそれが証明されます。神奈川県央に位置する我が家でさえも、風で運ばれる土埃中からこんな濃度の放射性セシウムが検出されます。目に見えないので生活で一般の方が意識する事はありません。どうぞ皆さんだから意識してください。子供や孫たちのために風の有る時には窓を閉め洗濯物は室内で乾燥する事に心がけるのが賢者です。