ロシア語そっちのけで放射能対応！

　ロシア語の関係をネット検索してたら、たまたまロシア製のガイガー管を発見！これは今世間を騒がせている放射線を検知する為の、ガイガーカウンターの中で使われている部品。放射線のセンサーになる部品だ。正式には「ガイガー・ミューラー管」と言う。ロシア製の「Ｔ９３３」という型で中古なのでネット販売で安いので、さっそく購入した。

　ガイガー管は４５０Ｖ位の高圧の電圧が必要だ。ちょうどパソコンの液晶モニターのバックライトの冷陰極管の点灯電源が、捨てないで机の中に入っていた。それを使い４１５Ｖに調整。あとは放射線が飛び込んだ時に陰極に流れる、微弱な放電電流を増幅器でレベルを上げメーターで振らせるだけだ。
　調整用の放射性物質(今回は旧式カメラ用のトリウムレンズ)を検知させ、比較線量からレベル校正し出来上がり。
　ちょうど、となりの家の「庭の放射性物質が心配なんです！見てもらえないですか？」と言うんで、デジタルのと両方持って行ったら、ガイガー管が２０ｃｍと長いだけ有って、感度が抜群。メーターが振り切れレンジあわてて下げる。古い家で雨水が常時たまり排水無しの、むかしのままの排水環境なんで濃縮すごい高い線量だった。ロシア語どころでなくなった。