JyJy_douraku’s blog

語学や趣味など年金ジイさんの道楽ブログ!

玄関ホーン35年で寿命!再生改造!

 我が家を建築し以来ずっと使ってた玄関ホーンが35年の寿命がとうとう尽きた。「キンコンカンコーン・・・キンコンカンコーン・・・」とパイプを敲くハンマーを動かすモーターが回らない。

 分解したら中に使っている15Vのギアドモーターが寿命になりメーカーの「松下電工」にも当然もう既に部品も無いし製造中止製品となっている。今はみな電子音でのメロディーホーンのみ。でもこのクラッシックな「パイプを敲くハンマー式」は手放せない音を打ち鳴らす。1分間に4回転の交流15Vのギアドモーターなんて有るだろうか?ネットでやっと見つけたのがこれ。一個687円也のギアドモーター!

 電圧が交流30Vで1分間の回転数が4/5のシンクロナスの電子レンジ用のギアドモーターなんだが軸のプラスチック加工が可能だろうか?壊れたモーターの軸と「電気子」を固定する「真鍮ネジ金具」を分解して、新しいモーター軸に軸の中心を合わせつつ溶融固定が可能だろうか?交流15V印加しても問題無く回転動作するようだ。いつもやってる修理再生の様に「挑戦」やってみる以外に無い。

 新しいモーターのプラスチック軸の中心にいつも使っている細く小さい「耳かき状の金属ヘラ」をガスコンロで熱し「真鍮ネジ金具」を埋め込む為の穴を皿状に開ける。次に壊れたモーターから切断し取り出した「真鍮ネジ金具」を細長いラジオペンチで挟みガスコンロで熱する。それを新しいモーターのプラスチック軸の中心皿状穴にそれを少しずつ押し当て溶かし埋め込んで行く。固定可能な深さまで埋め込んだら熱した「耳かき状の金属ヘラ」で更に回りをわずかに加熱溶融軟化をさせつつ軸中心を合わせ硬化を待つ。モーターだけ回してみても変心もわずかで問題無いレベルだ。新しいモーターの高さ可能な固定方法を考え穴あけ「電気子」の接触と回転がスムーズに調整して固定した。なかなか良い回転動作する。

 さっそく全体に電源をつなぎ「電気子」の回転状態とハンマーを打つソレノイドの動作を確認する。おーーーーう!!問題ないようだ。

 壁に取り付けて配線をもどし玄関の呼ボタンを押して試る。「キンコンカンコーン・・・キンコンカンコーン・・・」とパイプを敲き鳴り響いた。成功!クラッシックな音がやっと蘇った!バンザーイ!!